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命名のルール

どんな名前でもとりあえず子供につければいいというものではありません。命名にも、ちゃんとしたルールがあるんですよ。名前に使える漢字と使えない漢字がありますし、読み方もできるだけ周囲の人に分かりやすいものがいいですね。漢字にさえ気をつければ、あとはある程度自由に命名できます。

命名に使える漢字

命名に使える漢字には制限があります。

子供の名前は本当に色々なものがあります。最近では漢字で書き表すけれど、英語名のようなオシャレな名前の子供もたくさんいます。冒頭でも触れたように、命名に使える漢字と使えない漢字があるので、よく調べておきましょう。使える漢字は常用漢字1945字と人名漢字983字となっています。

常用漢字

1981(昭和56)年、文部省(現:文部科学省)によって定められた1945字です。社会生活でよく使う漢字とされています。新聞や雑誌などには、この常用漢字が用いられます。ちなみにインターネット上のコンテンツなども、多くの人に読んでもらうためには常用漢字を使うのがいいでしょう。また1945字の常用漢字のうち、1006字は小学校で習うべきものになります。

人名漢字

常用漢字には含まれないけれど、人名に使うことができる983字です。法務省によって人名用漢字別表として定められています。2004年に大幅な追加が行われ、このような字数になりました。これによって、それまでダメだった苺(いちご)や雫(しずく)といった漢字も使えるようになったんですよ。

子の名に使える漢字

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その他・命名に使える漢字と記号

常用漢字と人名漢字のほかに命名に使うことができる漢字や記号を紹介しましょう。ひらがなとカタカナには制限がありません。

ひらがな(ゐ・ゑも含みます)
カタカナ(ヰ・ヱも含みます)

「ー」:音をのばすときに使います。(例:リリー、サリー)
「ゝ」:一つ前の字を繰り返しのとき使います。(例:なゝえ)
「ゞ」:一つ前の字に濁音をつけて繰り返すときに使います。
(例:みすゞ)
「々」:一つ前の漢字を繰り返すときにいます。(例:奈々)

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名前の読み方

さて、次は漢字の読み方です。周囲の人に名前を覚えてもらうためにも大事なポイントになると思うので、しっかりチェックしましょう。漢字と違って、読み方には制限がありません。とは言いつつ、やっぱり初めて名前を見る人にも、正確に読んでほしいですよね。読み方を間違われたら、ちょっとへこんでしまいます…。

名前の読み方

漢字には音読みと訓読みがあります。そのほかに「名乗り」という読み方があるのを知っているでしょうか?例えば「太」という字は「タイ、ふと」以外に、「うず、おお、しろ、だい、た、と、ひろ、ひろし、ふとし、ます、み、もと」という読み方もします。この「名乗り」は漢和辞典に載っています。(漢和辞典によっては「名付け」と書かれていることもあります)「名乗り」を使うと、漢字の組み合わせや読み方など…選択肢が広がります。ぜひ一度ご覧になってくださいね!

また、「ん?これ、なんて読むの?」と思うような名前には当て字を使っているものもあります。当て字とは、漢字そのものの意味に関係なく、その音読みや訓読みだけを借りてきた字を指します。

小桜里(さおり)や渚詩(しょうた)…もっと変わったところでは光宇宙(ピカチュウ)などがその例です。あまりにも読みにくい名前だと役所で受理されないこともあるので、注意しましょう。

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改名について

養子縁組を解消する、日常生活に支障をきたす…など、やむを得ない理由がある場合には、改名することが認められます。例えば「漢字が難しすぎる」や「同姓同名がいて不便」などの場合、住んでいる地区の家庭裁判所に改姓・改名の裁判の申し立てをして、その審判を受けることになります。

改名は15歳になった時点で正当な理由があれば、申し立てができます。ですが、基本的に一般人は改名しないに越したことはありません。親がつけてくれた名前を大事にしていきたいですものね。子供が成長したときに「自分の名前がイヤだなぁ…」と思わないような名前を考えてあげてください。せっかく一生懸命考えても、あとで改名する…なんてことになったら悲しいですからね。

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